大事な大事な恋が終わってしまいました。

本当に、唐突。強制終了。いつかはくるとわかっていたけど、今だなんて思いもしなかった。まあ、自ら今だと思うタイミングなんて多分絶対来なかっただろうなとも思う、けど、今か、、。

そんな話が出て約1ヶ月。なんとかギリギリ屍になりかけの状態で生きています。元恋人が心配をしてくれて、定期的に生存確認をしてくれているから、なんとか。情けない。

あまりにも唐突で、事実を受け入れられなかった私は1つわがままを言いました。

最後に一日一緒にいてくれ、と。

未練が残るのが苦手だろうということも、いつになるかわからない約束をしたくないだろうというのも、分かっていたけど自分のためだけのわがままを言いました。元恋人はそれを受け入れてくれました。

その日のための準備があるから、事前に教えてよねっていう願いにも優しく笑って分かったって言ってくれました。その最後の一日まで、別れたことにならないんだから、たまにでいいから会いに来てね電話してね、生存確認してねっていうバカみたいなお願いも困った顔で笑いながら受け入れてくれています。優しい。あの人は本当に私にべらぼうに優しい。

 

終わったんだという事実を自分の中で割と受け入れていて、でも受け入れてるからこそ悲しくて悲しくて仕方なくて、分かりやすく体を壊しました。こんなにスルスル痩せたのは初めてでちょっと驚いた。

失恋で痩せた重みは愛の重みだなんてどこかで見たけど、うるせえなと思った。

 

とにかく何をしてもどこに行ってもあの人の面影がチラつくんです。

夢の中で彼が私を抱きしめる。朝起きた瞬間、チャイムの空耳が聞こえる。朝の支度、彼が髪をセットしてる姿が浮かぶ。お昼、食べてるかなってLINEを開いてしまう。仕事で嫌なことがあった時、彼は話を引き出してポジティブな方向に変えてくれた。ポンコツな上司を見ながら彼だったら、って考える。仕事終わり、終わったよって連絡しようとして無駄だと気付く。家に急いで帰っても彼は来ないことを実感する。スーパーにいけば、彼と食べた食材を見ただけで泣けてくる。今日あったことを着替えながら話す彼の姿を思い出して台所に立てない。一緒にみたバラエティ、苦しくて消す。目を瞑ると脳裏に優しい顔がこびりついてて眠れない。

 

どれだけ私の日常にいるんだと。何者なんだと。

 

泣いてばかりいたけど最近は開き直ろうとしてる。

生きてるなら、また会えるかもしれない。私のこの恋心は無理に消す必要はない。一生、あの人のこと1番好きなのは絶対に私だという自信。

だから毎日あの人の健康を祈ると決めた。どうか幸せに、健やかに過ごせますように。

毎年一緒に行った初詣で、恋人の健康とできるだけ長く一緒にいれますようにって願ってきたけど、ひとつは叶わなくなっちゃったから、その分の思いも全部、全部、恋人が健康でいれますようにって願いに変える。頼むよ神様。

 

でもまだやっぱり、悲しい。

会いたい。話したい。触りたい。

もう少しだけ許してください。